信頼のコンクリート品質

THE TOZAKI QUALITY

トウザキが、高品質の材料からつくる生コンクリートについてご紹介します。

資源ストック型完全循環コンクリート

建物に姿を変えるセメント原料、という考え方

通常のコンクリート廃材は、成分が不確定なため、そのほとんどが廃棄物となっています。
それに対して、化学成分が確認されている良質の石灰石砕石、石灰石砕砂だけを使って製造されるコンクリートは、コンクリート自体が良質の石灰質資源となります。壊したコンクリートガラ、全てが良質のセメント原料に生まれ変わります。コンクリートが廃棄物にならずに、原料になる、というわけです。

トウザキは、長年コンクリートの劣化問題に取り組み、高品質のレディーミクストコンクリート製造の研究に取り組んで来た結果、この骨材全量石灰石、酸化カルシウム含有量約50%の「資源ストック型完全循環コンクリート」が完成していました。内容物の品質を徹底管理した良質の材料で製造されたコンクリートは、建造物という形をした資源に姿を変えて未来へと受け継がれていくのです。製品名は、「資源ストック型完全循環コンクリート」で、JIS規格品です。普通コンクリートの他、高強度、高流動、その他特殊コンクリートなど、ほとんど全てのコンクリートに対応しています。

トウザキは、高品質であると同時に「未来への資源ストック」という形で100年後にその真価を発揮するコンクリートを作っています。

「骨材全量石灰石コンクリート」

「骨材全量石灰石コンクリート」とは、コンクリートに使われるすべての骨材(粗骨材・細骨材)を石灰石由来の砕石・砕砂で構成したコンクリートのことです。通常のコンクリートでは、骨材に砂岩や花崗岩などさまざまな岩種が使われますが、このタイプでは石灰石のみを使用することで、品質や性能を安定させています。

この構成により、アルカリ骨材反応のリスクが低く、ひび割れの発生を抑えることができます。また、石灰石の性質により乾燥収縮が少なく、温度変化による変形も抑制されるため、構造物の安定性が向上します。さらに、高強度コンクリートにも対応可能であり、高層建築や橋梁など強度が求められる場面でも安心して使用できます。人工砕石による均一な粒度と密度により、施工時の品質ばらつきが少なく、安定した練り上がりが得られるのも大きな利点です。

耐火性にも優れており、火災時の爆裂を防ぐための技術(ポリプロピレン繊維の混入など)も確立されており、国土交通省の認定を受けた実績もあります。加えて、石灰石は国内で安定供給が可能な資源であり、輸送コストや環境負荷の低減にも寄与します。

このように、骨材全量石灰石コンクリートは、安全性・耐久性・施工性・環境性のすべてにおいて優れた選択肢であり、次世代のインフラや建築にふさわしい材料と言えるでしょう。

CFT(Concrete Filled Steel Tube)コンクリート

CFTは、鋼管の中にコンクリートを充填した構造形式で、主に建築物の柱として使われます。鋼材とコンクリートの長所を組み合わせた複合構造で、耐震性・耐火性・施工性に優れています。CFT構造は、強さ・粘り・施工性・空間性を兼ね備えた次世代の柱構造です。特に中高層建築や耐震性が求められる施設において、S造・RC造・SRC造に次ぐ「第4の構造形式」として注目されています。

 

フライアッシュコンクリート

関東地区で初のJIS化を行った、フライアッシュコンクリート

フライアッシュコンクリートとは、火力発電所で石炭を燃やした際に発生する副産物「フライアッシュ(石炭灰)」を、セメントの一部として混ぜて作られるコンクリートです。このフライアッシュには「ポゾラン反応」と呼ばれる化学反応性があり、「長期強度の増進」「乾燥収縮や水和熱等の減少」「水密性の向上」等、コンクリートの性能を高める効果があります。これらの特性により、フライアッシュコンクリートは構造物の長寿命化と品質向上に大きく貢献します。

まず、長期強度の増進により、時間の経過とともにコンクリートの強度が高まり、耐久性の高い構造体を実現できます。これは、橋梁やダムなどの長期使用を前提としたインフラ施設にとって非常に重要な要素です。また、乾燥収縮や水和熱の低減は、施工時や硬化初期に発生しやすいひび割れの抑制につながり、構造物の安定性を高めます。特にマスコンクリートのような大規模打設においては、温度差による応力集中を緩和し、品質のばらつきを防ぐ効果があります。

さらに、水密性の向上により、外部からの水分や有害物質の浸透を防ぎ、鉄筋の腐食や劣化を抑制します。これにより、構造物の維持管理コストを削減し、ライフサイクル全体での経済性も向上します。加えて、フライアッシュの球形粒子による滑らかな流動性は、施工時のワーカビリティ(作業性)を高め、打設作業の効率化と仕上がりの均一性を実現します。これは複雑な形状や狭小部への充填にも有利であり、施工現場での柔軟な対応を可能にします。

環境面でも、セメント使用量の削減によるCO₂排出量の抑制が期待され、持続可能な建設材料としての価値が高まっています。関東地区で初のJIS化を達成したことは、こうした性能と環境性が公的に認められた証であり、今後の普及に向けた重要な一歩といえるでしょう。

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